Islet of Lamplight

　何が新鮮かって、レスキューフォースです。

　壁の向こう、扉を１枚隔てた向こうに、助けるべき人たちがいる場合。
　壁ぶち破るか、扉蹴破るかしますよね、普通（特撮基準）。すごいキャラの場合、武器でそこ切り抜いちゃったり。
　ところが、レスキューフォースはそれできないのですよ。器具を使わないと、扉こじ開けることさえできないんです。殴っても扉ビクともしません。壁にひびも入りません。
　しかも、違う器具持った３人が力を合わせて、ようやく扉を壊せたわけです。頭突き一発でガラス砕いちゃうような人がごく普通にいる中で（主にライダー）。
　それがものっすごい新鮮でした。
　コンクリ砕きやら、車粉砕やらを見慣れているせいでしょうか。彼らがとっても可愛く見えます。キック一発で校舎の天井ぶち抜いちゃう奴らがわんさといる中で（主にライダー）、やけくそパンチでも扉１枚壊せないんですよ！　自分の手が痛いだけなんですよ！
　この可愛さは異常。

　決めぜりふが「爆裂的に鎮圧せよ」なのはいつ聞いても笑えます。被害増えそうな気がして。いつもちゃんと鎮圧出来ているわけですが、ちゃんと周囲への爆発の配慮とか、影響が出ないかとか気にしているあたり、ほんとにレスキュー主体なんだなぁと思います。
　まあ、今回から、レスキュー器具を使って敵を殴りまくっていたので、そこの垣根は越えてしまったんだなぁと、ちょっと寂しく思うわけですが。

　いつかコンクリ砕きが見られると期待しつつ。
　ガスマスクがないとガスの中突入さえできないレスキューフォースを、これから先も温かく見守っていこうと思います。
　あのメットじゃガスは防げないらしい。