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2024/05/06 15:17 |
仮面ライダーオーズ ~第10話感想
 仮面ライダーオーズも、第10話まで来ましたね。
 最初の方こそクウガの焼き直しとか、555の劣化版とか、火野の性格にしても五代っぽいとか津上っぽいとか、そういう意見に「それもそうかも」とうなずいたりしていたりもしましたが。
 進むにつれてどんどん深みが出てきたのが嬉しいところ。

 ストーリーはわりあい重視されている方かな。ぶっ飛んではいないと思います。
 でも、観ていると、グリードの皆さんが妙に家族っぽくて可愛くて困る。いちおう悪役だよねこいつら。母ちゃんというか女神様というかとにかくそんなポジションのメズールさん。虫頭代表、目の前のものしか見えないちょっぴり気の荒いウヴァさん。一筋縄ではいかない自称知性派、ただ今絶賛迷い猫中のカザリ。もはやグリード唯一の良心、あまりの可愛さにいつでもきゅんきゅんさせられるガメル。
 ガメルはほんっとにメズールさん大好きですね。「ここから連れだして」と虫の息(むしろ魚の息?)で頼まれれば地面割って連れ出すし、自分のコアメダルをあげようとするし。その場にいない(事態を知らない)カザリはともかく、ウヴァはなんでアイアン持ってうろちょろしてるの。弱って寝ている人のそばで瓶叩き割るとか、嫌がらせ過ぎます。
 少女メズールにもようやく慣れてきたところ。はじめは違和感バリバリでしたが、どんどん上手になってますよね。今回の、ガメルの顔をなでるところなど、慈愛さえ見える気がしました。ところで、東映公式の、人間体ガメルの首根っこをつかんでいる人間体メズールの構図が、妙に可愛いです。怒られてる……。

 クスクシエのヒエラルキー最下位は、本人の思惑とは裏腹にアンクですね。店長が妙に可愛くて困ります。ヒロイン最愛はもちろんメズールさん(ゆかなさん&藤田さんの方)ですが、店長も捨てがたいです。忍者も可愛かったけど、いちばん好きなのは、第1話の海賊さんかもしれない。
 今回の先生コスプレなんて素敵を通り越していっそ攻撃的でした……美しい! そして、じゃっかんずれている……。挨拶から勉強させるんじゃなかったのか。
 ひなも強いけど、この子の場合は「ふんにゅー!」と泉刑事の妹だから、という部分が大きいような気がする。まだ能動的ではないというか。まあ、アンクに鶏肉おしつけたりしてましたが(共食いではあるものの、猛禽は同じ鳥類を補食するから別におかしくはない。でも何だか可哀想)。うっかりすると握りつぶされかねないので注意してほしいところです。
 比奈に引きずり落とされたときに落っことしたiPadは無事だったんでしょうか。あれ以来使っていないところを観るとご臨終ですか。お兄ちゃん超涙目\(^o^)/

 火野のトラウマ(正確には原動力かも)がわかったし、火野がただ優しいだけの人間じゃなくて、余裕があるように見えてもせっぱ詰まっていて、人を助けなきゃという強迫観念にも似た思いに突き動かされているのがよくわかりました。手の届く範囲の人だけでも助けないと、後悔する。だから、火野は戦う。比奈もそのことを理解してくれている様子。
 頑張れ、アンク。振り回されてメダルむりやり吐き出させられたり、力尽きて落っこちたのに「邪魔」とか言われたあげくぺいっと捨てられたり。哀れだ……。
 頑張れと言えば、後藤も頑張れ。今回、研究所に向かったのは、自分にシステムを下さいと頼み込むつもりだったのかな。ああ……なんだか、橘さんルートを着々と進んでいる気がするよ(さりげなく両思いの学友はいないが)。
 自分も危険なのに、研究員の安全確保のためにシステムに武力介入(ちょっと違う)したり、ルート確保のためか最下層に走っていったり。やることなすこと全力で真面目に取り組んでいるのはわかるんですが、なぜか笑いを誘われてしまう……やはり、このあたりがダディっぽい。 でも、ごく普通に有能っぽいんだよなあ、後藤。
 あまりにも報われないので、2号ライダーにはぜひとも後藤を……。このまま、ぽっと出にライダーの座を奪われたら、あまりにも可哀想すぎて……涙なしでは観られないよ(;△;)
 全然関係ないですが、「エルシャダイ」と聞くたびに「敵裸体」を思い出して笑い出しそうになります。なんて罪作りなジョーカー。

 それにしても、やっぱりカンドロイド可愛いなあ(*ノノ) 一斉に逃げ出すタコ缶とか、一生懸命追跡して威嚇もこなすタカ缶とか、実況中継したり電話代わりになったりで大活躍のバッタ缶とか、マシンベンダーと一体化したら妙にテンション高くなっちゃったトラ缶とか。
 戦闘終了後の「よーしよし」なオーズも可愛すぎる……! 動物好き設定がありそうです。いっそ、グリード全部飼い慣らしてしまうといいと思う!
 まあ、真木が載せてる人形は果てしなくキモイわけですが。火野のフェイントフックのときの真木の顔も怖いわけですが。あれで拳を当てなかった火野は、ほんとに火野らしい。左なら容赦なく殴ったし、もやしや剣崎でも殴っただろうし。あれが火野の火野たる所以か。

 つり下げられているマシンベンダーにびっくりしましたが、いつの話だったか、後藤がリモコンでがしょがしょ変形させているのに噴きました。毎回リモコン操作でもないだろうから、マシンベンダーに変形させたくない場合は、一生懸命火野を追いかけてリモコン操作しなきゃいけないんでしょうか。
 オーズに見つかって「あっごめんね後藤さん、ちょっと借りるね! すぐ返すから」とか乗り逃げされる構図が目に浮かびます。
 それにしても、マシンベンダーは意外とフリーダムです。「はい変わったー」だけでも噴いたのに、バイクに置いて行かれるとか……可哀想だオーズ。まあ、数年前には、自分のバイクに轢かれたあげくにどぼんするという大変悲惨な状態に陥ったライダーもいましたが。廃材の山につっこまされたりね。

 11話以降も大変気になります。後藤は一体どんな終末に叩きこまれるのか……なんだか、ロケットランチャーみたいなの抱えていましたが。銃刀法的にそれ大丈夫ですか。
 でも、来週は後藤が大活躍してくれそうで嬉しい! 先々週(前回)は登場してくれなくて物足りなかった(´・ω・)
 しかしながら、米村さんは是非とも巣にお帰り下さい。映画版が井上ヤミーというだけでもういっぱいいっぱいだというのにorz
 ダブルが三条さんなだけに、オーズの御大が心配だあ……((( ;゚Д゚))) でも、米村と御大、どちらを心配すべきかと訊かれれば、明らかに前者だと思います。御大は、はまったときのはまりっぷりが半端ない。

 OPのCM見るたびに、ウヴァさんが可哀想で仕方なくなります。大黒姐さんにさえ負けちゃいそうだぜ……。なんでぼっこぼこにされてるのorz ダブルのときの、ぽかーんとしてるサイクロンジョーカーとライアードーパントは笑えましたが。
 ウヴァさんの場合、あれが近い将来に起きそうで怖いんだぜ……。

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2010/11/15 00:12 | Comments(0) | '10年度 SHT感想
仮面ライダーOOO第1話 感想
 思えば、あれからすでに1年……。
 炎の中たたずむダブル、そして、ウィンディスタビライザーをなびかせ、風都タワーを見つめるダブルの後ろ姿を観て「1年間ついていきます!」と心の中で強く宣言したものでした。
 OPのかっこよさ、疾走感、ダブルのシンプルな美しさ……これを運命の出会いと呼ばずに、何というのでしょう。
 HDで番組選んだときに、表示が「仮面ライダーW」ではなく「仮面ライダーOOO」になっていることに、なぜか涙ぐみそうになりました。ああ、ダブル……。

 そんなわけで、仮面ライダーオーズは、6連勤直後のファイナルライブも終わり(レポは後ほど)、ぐったぐたに疲れてのHD視聴と相成りました。
 OP疲れる……orz あれ歌える自信がありません。キーふたつくらい下げれば行ける? でも、OP中に「変身!!」のかけ声入ったのに思わず「ウェ!?」とか聞き返してしまいました。あれはかっこよすぎるぜ……! オーズの全身をスキャンするようにメダルが動くシーンで、中に他のコンボが入っていたのもなかなかでした。
 まだ1回しか観ていないので、いまいちよくわかっていないところもあるのですが。
 アンクの手は永徳さんでしょうか。
 てゆか、あの刑事さんやけに繊細じゃないですか。今までの刑事さんを見習って下さい。一条さんとか、氷川とか、北條さん(さりげなくあの人も頑丈ですよね)とか、照井(不死身すぎるが)とか。あんなにあっさり倒れてしまったので、逆にびっくりしました。
 まあ、アンクも体がないと大変そうですものね。肘から先の腕vsカマキリさん(名前わかんないでござる)というのも何だかシュールでした。

 いちばんシュールだったのは、ぱんつ全開で事情聴取受けてる火野でしたが。持ち物拝見でぱんつに包まれた小銭受け取っちゃった刑事さんがちょっと可哀想だったぜ!
 ぱんつオンリーでハンズアップも可哀想だったけど。あっでも、けっこう鍛えてますね火野の人! 仮面ライダー大好きっ子&生身アクションもできるだけ演じたい、というだけあります。こうやって、仮面ライダーが好き、特撮が好き、という人に演じてもらえるのも、やっぱり嬉しいものですよね(*ノノ)
 アンクには「こいつ馬鹿だ」とか言われていましたが。火野ってけっこう深いキャラですよね。「朝からの長いつきあい」「カンタンに助けられる命はないのはここでも同じだな(うろ覚え)」とか。しかも、あんな豆鉄砲をしっかりカマキリさんに当ててるし。あの距離で素人が銃弾命中させるのは、かーなーり難しいはずだし、言動を考えても、けっこう色々ありそうなキャラ。
 日本にいないこともある、と言ってたから、剣崎(ジョーカー後)みたいに紛争地帯を歩いたりしたこともあったのかな。そういうとこ出歩くには、さすがに、ぱんつと小銭だけじゃどうしようもないと思いますが。
 ところで、パスポートはどこですか。

 いつものトンネルで会合中の怪人の皆様、スポットが当たるたびに旗の色が変わるのが面白かったです。あれいいなあ……いつまで続けてくれるのかな。下手したらパイロットだけってことも。
 いちばん消えそうで心配なのは、攻撃するたびにばらまかれるセルメダルですが。あのあと、火野は一生懸命メダル拾うはめになるんだろうか。アンクは手だけなんだし、頑張って拾いたまえ。
 ライドベンダーの隊長らしき人を見て、橘さんを思い浮かべたのは秘密です。あの人たちが余計な大活躍で美術館(博物館?)ぶちこわしたせいで、いろいろややこしいことに……というか、美術館壊したことがまず許せん! お前ら、芸術をなんだと心得る……。
 あの大騒ぎの中、何事もなかったように眠りこけている火野の図太さが気に入りました。コアメダル拾って「バイト代かぁ」とか言ってるし。いくらの価値あるんですかそれ。
 鴻上ファウンデーションのボスらしい人が、微妙な歌声でハピバ歌いまくってましたが、レクイエムとかはないですか。

 敵方の登場シーンがちょっと嫌です。ヤミーでしたっけ。頭のうしろからコイン投入、マミーさん登場……。嫌だなあ((( ;゚Д゚)))
 今回は宝石大好きな人だったからまだ良かったけど、母体になった人によっては、かーなーり怖いことになりそうな気がします。スプ○ッタ大好きな人とかだと、いろいろな意味でしゃれになりません。か○し男とか出てきたらどうするよ……。
 しゃれにならないと言えば、意外とアンクは不幸な気がしました。火野にライドベンダー落とされるわ、ヒロインにライドベンダー落とされるわ、カマキリさんにぶっ飛ばされて看板に突き刺さるわ、切り刻まれかけるわ……不幸キャラですか。見た目は怖いですが。手だけでも意外と踏ん張りますし、たぶん重たいであろうがれきを押しのけていたり、ライドベンダーにも粉砕されなかったりと、やっぱり怪人スペックでした。
 コンボ名やら武器やら覚えるだけでも大変なのに、グリードまでてんこ盛り出てきて、名前覚えるのがさらに大変です。頑張れ、私の残念記憶力。
 タトバコンボが基本フォームっぽいですし、とどめはタトバのまま行くと思っていたのですが。まさかタカキリバになるとは思いませんでした。でも、あの双剣かぁっこいい!!
 やっぱり、タトバソングは火野も気になるようだし、アンクとしては気にしてほしくないようです。気にするなとか無茶言うな。

 一番最後のカットインのところ、「ぱんつかもよ!?」という意見を目にしていたので、石棺(?)で安心しました。ぱんつじゃ目も当てられないぜ……。
 それにしても、火野が癖の強くないキャラでよかった……すんなり入れた。私の頭の中の大半はまだダブルだけれども。でも、うん、オーズも面白いよ!
 変身のところで思い切り笑い転げてしまって(脳内再生も役に立たず。修行が足りないなあ……)親に驚かれたのは内緒です。タトバソングは笑いのツボです。トラをカマキリに変えたところでも噴いてしまったが。
 オーズに関しては、まだまだ勉強不足。来週までにしっかり整理して、名前もある程度覚えておきます(´・ω・`)

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2010/09/06 00:22 | Comments(0) | '10年度 SHT感想
仮面ライダーW、第49話感想
 1年間ありがとう、仮面ライダーW。私の中での特撮トップは、間違いなくダブルです。男性陣・女性陣ともにハズレなし、主人公2人はもちろん、2号ライダーもヒロインも敵方も(ごく1部をのぞいて)大好き。ここまで登場人物が好きで、話にのめり込めて、ベルトまで買ってしまったのは初めてです。
 私の順位では、クウガも響鬼も抜いてしまった……! 堂々の1位!! 驚嘆!
 ダブルのおかげでお財布が大変がりがりになりましたが、懐はほくほくです。
 そして、まさか最終話くらいさわやかに微笑ませてくれるだろうと思ったのに、涙あふれて大変だったのが心憎いです。ハンカチ用意しとくんだったぜ……! 2色のハンカチを!

 頭痛もさることながら、もう、胸がいっぱい。隙間なくダブルで満たされています。
 というわけで、今回も感想が短いと思われます。ああ……ダブル最高……!

 冒頭のフィリップ消滅の回想だけですでに涙腺が決壊しました。本編始まってすらいないのに泣かせてくれるってどういうこと……! そして、スタイリッシュに磨きがかかった最期の「さあ、お前の罪を数えろ」は最高に素敵でした。
 あそこで「この街の涙をぬぐう2色のハンカチさ」を思い浮かべた同志様はいらっしゃるでしょうか。そこでフィリップに怒られて、改めて見得を切るんじゃないかと勝手に予想しました。ごめんよ、左……。
 素手でがしがしEXEなぎ倒す照井は、ますます不死身ぶりに磨きがかかっている気がしました。これで亜樹子との間に子供ができたら、大変に肝が据わり、おそろしく頑丈で、大抵のことには動じず、ドーパントの1匹や2匹程度、眼力やら素手やらで撃退できるスーパーお子様になりそうな気がします。
 桐山漣がてつをさんに憧れて仮面ライダーを目指したように、あと10年後くらいには、桐山漣を目指して仮面ライダーになろうとする子がいるかもしれない。フィリップを、照井を目指して、仮面ライダーに変身したいとオーディションを受ける子がいるかもしれない。
 そんな予感を感じさせる物語でした。

 ときどき緑の複眼で入っていた場面は、エクストリーム内のフィリップの視界、ということでいいんでしょうか。やっぱり、フィリップの居場所は鳴海探偵事務所であり、左の傍ら、亜樹子のそばなんだね……。
 園咲家のシーンは、もう、涙あふれて止まりませんでした……なにあれ……神々しすぎる(;△;) 死んだことで感情がリセットされて、本来の優しい人たちに戻ったんだね。シュラウドさんはなぜか包帯ぐるぐる巻きでしたが。皆さん衣装チェンジしたのに、お母様は顔だけ忘れてる……。
 涙する姫を抱きしめるお姉様とか、お姉様に寄り添うお母様とか、優しく笑いかけるテラパパとか……うう、思い返しただけで泣けてきます(´・ω・)
 ところで、シュラウドさんもデータの体、という解釈でいいんでしょうか。妄執(というとちょっと可哀想だけれど)だけで体を維持していたけれど、もう、留まっている理由もなくなったから機能を停止させて、娘の膝の上で消えていったのかなーと。
 最期のあの一瞬が、本当の園咲家の姿だったんですね。

 サンタちゃんがしっかり店長さんやってましたが、1年で店長さんってすごくないですか、サンタちゃん。人脈ありそうだし、動物も好きそうだし、明るいし、煙たがられながらも好かれていそうです。ミックさんは、ちゃんと探偵事務所で暮らしているんですね。少年が依頼に来たときやその前後は、お外をお散歩していたんでしょうか。
 ところで、左は「風都の顔」でもあり「風都の守護者」という気もします。それを言うなら照井もだけれど。
 仮面ライダージョーカーのMDはちょっと残念でした。なぜ、1号(だよね?)のきゅぴーん、が入ってないの!? あれは映画館行った人だけのご褒美!?
 何にしても、ジョーカーの動きのキレのよさにはほれぼれします。マットなブラックに紫のライン、赤の複眼……美しい!! そして、高岩さんのアクションで、そのかっこよさが何乗にもなって……かっこよすぎる!

 フィリップ復活のシーン、どう見てもターミネーターでした……あれは夜だしなんかびりびりしてたけど。
 でも、ほんっとよかった! 復活するとは信じてたけど、本当に復活して、しかも、納得のいくものでよかった……! フィリップが甦ったその裏で、姫は消えてしまったけれど。これからは「地球に選ばれた一家」ではない普通の「園咲家」で、ずっと一緒にいられるんだもんね。悪い結末では、ない。
 左の視点と姫の視点とで話を交互に描いていたようですが、意外とすんなり受け入れられました。映像もちょっと違ったし。ちょっと混乱しそうになりましたが。
 罪作りなフロッグポッドのせいで歓喜している左には涙しましたが、相棒が戻ってきて狂喜乱舞して叫び出す左には心揺さぶられました。おいてけぼりなエナジードーパントがものすごく可哀想でしたが。使いようによってはおそろしい能力の持ち主ですし。
 ハーフチェンジメドレーで大興奮バトルをやらかすダブルに対して手も足も出なかったエナジードーパント……。無視されまくったエナジードーパントと、相棒がそろってクライマックスなダブルとのテンションの温度差がすごすぎる。あそこまでさっくりスルーされたら、そりゃへこむわー。
 私も、ついうっかり存在を忘れた(*ノノ)
 それにしても、左、エンブレの前に飛び出せるのはすごいけど……あっさりばらしすぎじゃないか。そこが左の左たる所以か。
 あせった照井にエンブレで殴られなくてよかったです。

 1年間ありがとう。これから先も、ダブルの輝きは変わらずに残る。こんなにはまれたんだもの、こんなに楽しめたんだもの。私はこれからも特撮を観ていくし、仮面ライダーWを愛し続ける。
 1年間、ほんとうにほんとうにありがとう。キャストさん、スーツアクターさん、三条さんや長谷川さん、ダブルという作品に関わったすべての方に。
 ありがとうございました。最高の1年でした。

 ところで。
 本編を見終わったあと、座椅子に沈みこんでぐったりと放心していたら、母が隣の座布団に座りました。ひょいとムヒを差しだして言うことには「背中に塗って」でした。余韻台無し! でも、母の背中は大したことなくて一安心しました……。
 ちょっと前まで、かゆそうなぼつぼつができてたから(;△;)

 ところで。
 仮面ライダーオーズが、来週から始まりますね。次回予告の、火野のパンツどアップに目が点になりました。こだわりすぎだろぱんつ……虎太郎を思い出しました。あいつのぱんつも大概だった……。
 次週の某所での感想は「嫌いじゃないわ!」で埋め尽くされる予感がします。

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2010/08/29 23:02 | Comments(3) | '10年度 SHT感想
仮面ライダーW、第48話 感想
 胸がいっぱいでうまく言葉にできませんが。
 お姉様が左たちを助けに来たところで泣き、海岸での左とフィリップの会話で泣き、おやっさんの帽子を受け継いだ左に大泣きし、お姉様の死に泣き、フィリップや襲われた亜樹子たちやお姉様の思いを胸に姫を助け出した左に泣き、「最後の! 最後の!! 変身ッ!」で大泣きし、エクストリームを閉じるやりとりで窒息するかと思うほど泣きじゃくり、残された左に泣き、事務所でも大泣きしました。
 思い返すだけで涙が出てきます。
 あんまりにも泣きまくっているので、母がうしろでウケてましたが、そんなの気にしない気にならない。もう、Aパートの始まりで目尻に涙浮いてたくらいですから。

 なにを書いたらいいのかわからないくらい、もう、頭の中が一杯。
 加頭はNEVERだったんですね。ガジェットたちに力を借りて姫を助けだした左、素敵です。お姉様を自ら殺してしまったせいか、かなりパワーダウンしている様子でしたが、まわりに精密機械がある状況、左自身がたくさんの思いを受け入れた状況ですから、ユートピアといえども出し抜かれるのは当然。
 左はやっぱり切り札でした。
 特殊能力のない普通の人間なのに、風都への愛着、相棒や仲間たちへの愛情で、キャパシティ以上のものをひねり出せる。究極の凡人で、平凡の真逆にある男。
 相棒の消滅スイッチを押さなければならない。見えている以上の苦悩があっただろうに、それでも決断して、成すべき時に変身した。エクストリームを介してのやりとりは、桐山氏の本当の涙だったのだろうと思います。
 左が自らの手でスロットを閉じたその瞬間に、相棒は消滅はした。でも、フィリップの思いは確実に残された。安心して、笑顔で。
 ただひとり残された左は、痛々しくて、悲しくて仕方がなかったけれど。そこで立ち止まらないと確信できるのが、左のすごいところ。辛くて、痛くて、苦しくても、絶対に後悔はしていないと思う。そんなことをしたら、フィリップだって辛いから。

 プレゼントは、大方の予想通り。
 ロストドライバーか白紙の本、という意見が出ていたようですが、私はロストドライバー派でした。フィリップは消えてしまうけれど、ふたりで守ろうとした街、大切な人たちのいる場所を、これから先も左には守り続けてほしい、そのために戦ってほしいと願うだろうから。
 最終話は、仮面ライダージョーカーとして左が戦って1年後のお話、ですね。

 ひとりきりの理想郷より、仲間と一緒の風都がいい。でも、すきまに吹く風の音は大きくて、とても冷たい。

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2010/08/22 22:01 | Comments(5) | '10年度 SHT感想
仮面ライダーW、第38話感想
 真っ白な衣裳の天使もどきはナニ、と思いつつ。声を聞くまでは左だと思っていたので、いくつかの意味でびっくりしました。マッキー引っ張ってきたんか、亜樹子。忙しいことなんかあったんだ、マッキー。照井がいるってことは照井承認済みなのね、マッキー。
 超常犯罪捜査かは大丈夫なんでしょうか。
 そんなわけで、仮面ライダーW、第38話感想です。あっさり軽めにいきます。

 ロンのあまりの変わりぶりにびっくりしました。ロンの変態ぶりしか知らなかったので(VSの時はあまりのきもさに目が点になった)、次回予告の時点では誰だかわからなかったくらいです。
 でも、ドーパントのデザインのひどさに笑いました。なんだあのさかさぴ○ょんくんみたいなの……。予算足りないのかと心配してしまいました。お姉様ナスカにも、もうちょっとタブー要素を入れてあげてほしかったなと思いつつ。赤ではなくてオレンジな理由が謎です。あと、もうちょっと女性っぽくしてくれると嬉しかったです。
 ていうか、お姉様メモリ直差し……。しかも、めっちゃくちゃつよい! どの辺がレベル3なんでしょうか。タブー光弾のシャワーあたり? 白男は、あのまま持ってきたアタッシェケースごとんとか落とさなくてよかったです。
 しかし、奴はなんであんなに握力弱いのか。スプーンすら落とすのか(違う
 お姉様は、ずっとあそこに隠れて、出て行くタイミングをうかがっていたんですね。何だかかわいい……。社長室にお掃除屋さんの扮装で入りこんだお姉様を、一瞬ユキホさんと間違えたのは私だけかも知れません。

 クレイドールは強くなったような気もしますが、見切られるとやっぱり弱いorz 実質、格闘能力と再生能力があるくらいですものね……。ところで、再生能力を封じてメモリブレイクした場合、若菜姫に変な影響が出たりとかしないんでしょうか。
 CJXになるまではちょっとハラハラ。うっかりフィリップの体踏みつぶされるんじゃないかと……。
 ていうか、今回の戦闘はいろいろシュールすぎるorz 筆談(でいいのかあれ)と亜樹子の顔芸のうしろで、CJXとアクセルトライアルが超フルボッコ喰らいまくっているんですが。あれってあの扱いでいいんですか。お姉様ナスカはクレイドール倒すために現れたはずなのに、ものすごい勢いで仮面ライダーたちボコってますが、何だか方向間違ってませんか。
 超高速に割って入った照井はかっこよかったんですが。

 風の左平次の映画観たいかも知れない。でも、劇場が驚くほどからっからでしたね……。たまたまでしょうか。左もすっかりはまってしまったようで。3Dめがねで意気揚々と乗りこんでいく左と亜樹子が、妙に迷惑な大人ふたりでした。
 左から連絡が来る間、フィリップはずっと悩んでたのかなあ……。今回の亜樹子は、世話焼きおばさん進化形になってましたね。世話を焼きたい時期だったんでしょうか。どちらも放って置いてほしがっていましたが。

 次回予告も、何だかいろいろカオスでしたねー。
 アシナガバチみたいなクレイドールに目が点になりました。「エクストリィィィィムッ!」はテラパパの方が楽しそうです。姫は何だか怖い……叫んだ拍子に内臓がもりって出てきそう(´・ω・)
 眠くてダウンしそうなので、短いですが今回はこれで。もしかしたら、後でつけ足すかも知れませんが。
 ちょっと冗長な回だったような気がします。

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2010/06/20 22:21 | Comments(0) | '10年度 SHT感想

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