テンプレを変えてみました。秋らしく。ハロウィンにしようかとも思ったんですが、あと5日間だけハロウィンというのも何だか寂しいので、バリバリ秋に。
11月に入ったらクリスマス仕様にするかも知れません。
ちょっと字が小さめですねPC版。
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最近の読書事情
タルト・タタンの夢/近藤史恵(創元クライムクラブ)
インディゴの夜/加藤実秋(東京創元社)
インディゴの夜 チョコレートビースト/加藤実秋(東京創元社)
ミッキーマウスの憂鬱/松岡圭裕(新潮社)
魔夢十夜/小森健太郎(原書房)
真夜中のタランテラ/麻見和史(東京創元社)
誘〔いざな〕う森/吉永南央(東京創元社)
エピデミック/川端裕人(角川書店)
「タルト・タタンの夢」は心がほんわかするミステリ短編集。ビストロが舞台なので、食べ物がとにかくおいしそう。無愛想に見えて情に厚いムッシュが素敵。
「インディゴの夜」と「チョコレートビースト」は、一風変わったホストクラブのホストさんたちの、どたばたミステリ短編集。一癖どころか三癖くらいありそうな登場人物が、所狭しと頑張ってます。
「ミッキーマウスの憂鬱」は、世界一有名なネズミの失踪事件(?)を追うミステリ。出だし~半ばまでは憂鬱ですが、後半はとっても爽快。夢の世界の裏側は殺伐としておりました……。
「魔夢十夜」は「ほぼ」女子校という高校で起きる血なまぐさいミステリ。ほとんどが女の子なので、華やかさと恐ろしさの相乗効果ですごいことになってます。怖い……。
「真夜中のタランテラ」は、童話の「赤い靴」をモチーフにしたミステリ。義肢や義肢装具士について書かれています。未知の世界だったので、とても新鮮でした。
「誘う森」は民俗学的な要素もちょこっと含んだミステリ。老舗の酒造と緑豊かな町が舞台。非常に後味の悪い作品でした。とてもきれいなだけに。
「エピデミック」はアウトブレイクを扱った作品。専門用語の大盤振る舞いですが、丁寧に解説してくれているのでわかりやすいです。気合い入れないと閉じたくなる本でした。
今回読んだ中でオススメなのは「タルト・タタンの夢」と「インディゴの夜/チョコレートビースト」の3冊。
ここにたどり着くまでに、3冊ほど挫折しました。
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海神を書き始めています。
あまりに情報を詰めこみすぎている、という指摘をもらったので、バラしてバラして、これでもかと話を作り替えることにしました。
そしたらあら不思議、なんだかとってもぺらぺらに。
ここにどう肉付けしていくか……愛が問われます。