Islet of Lamplight

　恒例のギャグ回ｷﾀｰ!!→ラスト数分でとんでもないどんでん返し！に心底びっくり。いやもう、黒包丁とか、たい焼きアルティメットフォームとか、その辺の感覚（あまりにもカオス過ぎて直視できない）があまりにも強すぎたせいでぽかーんとしました。
　なにしてんだ井坂ぁぁぁ！？
　そんなわけで、仮面ライダーＷ、第２９話感想です。やっと観られたよー！

　ギャグ回は大抵テンションが下がるのですが、今回は、フィリッ八とか検索奉行以外はテンション高く観ていられました。後者ふたつは、なんか直視しがたかったです。面白くなかったわけじゃなくて。
　まさか、誰も予想しませんよね……ギャグ回なのにフィリップ重傷とか。重症ならともかく。なぜ、井坂が左ではなくフィリップを狙ったのか不思議でしたが、考えてみれば、井坂のインビジブルメモリ入手計画を積極的に邪魔したのって、どちらかというとフィリップでしたものね。
　それならやっぱり、狙うのはフィリップや照井、かあ。だからフィリップも、迷うことなくひとりで逃げたんでしょうね……。もしふたりとも狙われていたら、その場に留まってファングに頑張ってもらったり、ギャリー呼び出したりするでしょうし。夢の中で左が交戦中だから、ファングジョーカーにはなれないしなあ(´･ω･)
　まあ、今回はギャリーさん呼んでいる暇がなかったんでしょう。はやいところ。その勇姿を再び目にしたいです。
　しかし、眠っているふたりに雷撃が一発も当たっていなかったのはなぜ。実はノーコンですか。でも、起きてからはしっかり当ててたしなあ……。やっぱり、相手が意識あるときにいたぶらないと気が済まないのか。

　枕入れた風呂敷背負ってとことこ大学にやってくるフィリップを見て、木の実を入れた風呂敷を背負って探偵事務所に帰ってくるファングを思い浮かべました←何か旅に出てたらしい（脳内
　わざわざグラウンドに寝転がって変身→夢の中へ、としたのは、夢の中から叩き出したドーパントと、即座に戦うためでしょうか。その際に、うっかりフィリップ踏んづけそうになったとしても、ファングがいるから安心です。
　まあ、ど真ん中に寝転がる必要はないように思いましたが、左なりの美意識か何かだと思います。
　前回の次回予告の段階では、サイクロンジョーカーをべしべし蹴っているファングの図を想像して勝手に和んでいましたが、もう、それどころじゃなかったですね……。けなげに必死にフィリップを守り続けるファングの、竜巻に吹き飛ばされたときの無念の鳴き声が痛々しいです。
　雷撃に貫かれたフィリップの放電があまりに生々しくて、ちょっと怖かったです。こ、焦げ……焦げ……てる……！？　でも、一瞬だけど、変身エフェクト（というか、皮膚に浮かぶラインみたいなの）が見えた気もします。気のせい？

　ＤＶＤにはまりまくって徹夜とか……なんだか微笑ましいです。状況的には微笑ましいとか言ってられないですが。パジャマに裸足で小走りでスタッグフォン取りにいく左が妙に可愛かった！
　左が時代劇観まくっているとき、フィリップはガレージで熟睡していたんでしょうか。左が一緒に時代劇観ようぜと誘いに行った場合、ファングにものすごい剣幕で追い払われそうな気がしました。
　おかげで、左の夢の中も時代劇真っ盛り。フィリップのあまりのノリノリぶりに噴きました。でも、次回の亜樹子の夢の中（？）の方が大変なことになっている予感です。あの衣裳は何。
　そういえば、チャリンコライダーって史上初じゃないでしょうか。良太郎ですら、マシンデンバードとか馬に乗ってイマジン追いかけていたし。なんていうか……ダブルってすごすぎる。そのうち、一輪車に乗って追いかけ回す、とか、竹馬で追い回す、とか、ローラースケートで追いすがる、とかやってくれたりしないでしょうか。
　チャリンボイルダーこいでたのは、高岩さんご本人……ですよね？　１回こけてまた改めて漕ぐとか、芸が細かすぎてハートがフルフルします。現場観てみたかった……！
　
　照井が意外とあっさり眠れたのにちょっとびっくり。すぐそばに刑事ふたりがいるんじゃ、なんだか落ち着かなそうです。しかも、苦しんでるっていうのに、刑事ふたりはぐっすり居眠り……早寝早起きタイプですか、刑事さんなのに。
　この時期に、刃さんの結婚ネタはちょっとひどいです。生傷に岩塩ぐりぐり詰めこむような感じです。
　ナイトメアドーパントに遭遇してさっそく変身、戦い出すはいいものの……マキシマムドライブはまたも不発！　もうね、「絶望がお前のゴールだ」は封印した方がいいと思います、照井。その決めぜりふで何度とどめを刺し損ねたことか。
　でも、今回のさらっとした言い方は非常にかっこよかったです(*ノノ)
　
　一方、夢の中のダブルはなんだかすごかったですね！　木札のメモリって……！　スイッチなかったですけど、どの辺押してガイアウィスパー出しましたか。サウンドは和風、変身音も三味線！　すごすぎる……！
　顔のラインが隈取りになっていたのはちょっと笑いました。あのカットの撮影のために、左にメイクしたんでしょうか。それとも、あれはＣＧで載っけただけですか。私にはその辺はよくわかりませんでした。
　そういえば、あの先生ってかなり衝撃的なお人でしたね。なぜにずっとライオンのかぶり物してるのかしら。なにより、てかてかむっきりの上に白衣とかかーなーり視覚の暴力ですので、もうちょっと何か着てほしいです。せめてボタン留めるとか。
　あんな先生に教わってるんじゃ、授業になんてこれっぽちも集中できない気がします。

　エンゲル係数が桁違いに跳ね上がっていく園咲家ですが、大丈夫でしょうか。
　何より、寝そべっているだけのミックを見て「丸くなってるー！」と弾けまくりの若菜姫が心配です（；△；）　カップばりーんよりも、今回のクレイジーハイテンションな姫の方が怖い((( ;ﾟДﾟ)))
　フィリップと再会するエピソード……前は楽しみだったけど、今は何だかおそろしいです。そのまま鬱エピソードに突撃していきそうで。
　たとえどれだけ鬱な話になったとしても、脚本が三条さんでありますように……！　長谷川さんだった日にはもう……へこむどころじゃすまない気がする。
　橋を造るような妙な食器の重ね方にちょっと首を傾げましたが、まあ、井坂なら意味不明な積み方をしてもおかしくないです。お皿の塔の間から覗きこむテラパパは怖かった……やっぱり威厳ありますよねえ。小物感がない！

　フィリップ致命傷、で次回に続くわけですが。
　あ、亜樹子……？　変身しちゃうんだ……しかもジョーカーメモリで。あなたボディサイドですか。左がソウルサイドでサイクロンメモリを使用、というのにちょっとびっくり。ついに、スリッパ・マキシマムドライブでしょうか。夢の中だし、まさにやりたい放題ですね！　頑張れ亜樹子、メモリブレイクだ！
　ところで。
　そのＷ、中身誰。高岩さん……？　高岩さんサイズのガワだと、女性が着るのって難しいですよね……？　いくらいろいろ詰めても。沙耶デルタ（中身おっしーと知ってびっくり）のときのように、頑張って高岩さんが演じるんでしょうか。
　高岩劇場に、ついに女の子が加わるわけですか。

　ダブルにおけるネタ回は、ヘブンズトルネードだけのような気がしてきました。今回をギャグ回とは呼べまい……。確かにカオスだけれども。かつてない大ピンチが最後に待っていましたからね……。
　しかし、ギャグ回（とは、「悪夢なＨ」は呼びたくないけど）でパワーアップするのってどうなの。ギャレンにしてもそうだけれども。
　次回はリアルタイムで観られるかな？　エクストリームメモリの中がどうなっているのか気になりつつ、シュラウドがどんな風に「あの言葉」を告げるのか気にしつつ……。
　楽しみすぎて困ります。