Islet of Lamplight

いとこが亡くなった。あまりに早すぎて、お見舞いに行くことすらできなかった。
　ここ数年は会っていなかった。それでも、ご家族と幸せな時間を過ごしているのだと思っていた。突然の入院の知らせ、そして亡くなったと。
　具合が悪いとは聞いていたから、長生きは難しいとはわかってるつもりだった。
　泣いていても仕方ない。でも涙が出てくる。
　まだお若い。お子さんだって小さい。なのに亡くなってしまった。

　次の休みが告別式。
　明日は仕事で、明後日がそう。
　家族葬だって。私も行く。
　明日、まともに仕事ができるかどうか、ちょっと自信がない。泣かないように努力はするけど、自信がない。

　私は無意味だなと思う。
　いとこはご結婚されて、ちゃんと幸せになって、それなのに若くして亡くなってしまった。私はなんにもしてない。元気だし仕事もしてるけど、幸せかと言われると最近は自信がなくなってきた。
　たぶん、この先、誰かをそういう意味で好きになるのは難しい。いちばん支えてほしい人、話を聞いてほしい人は明後日を向いてる。
　正直なところ、今、荒れすぎてて舵が利かない。

　このところずっと不安定だったし、荒んでもいたから、それでダメージが増えているというのもあるのかも。

　こういうことを書くべきじゃないとは思うけど、話をできるところが少なくて。
　どうにもならなかった。